着眼点 | 絶対評価 | 相対評価 |
定義 | 目標との競争 | ヒトとヒトとの競争 |
納得性 | 職務基準や職能基準にリンクした評価であり、評価者は評価しやすいし、被評価者にも納得されやすい | 職務基準や職能基準とは直結せず、基準がないから、評価しにくく納得性に乏しい |
企業業績との連携 | 評価基準を企業業績に関連づけることが可能 | 評価結果と企業業績とは、関連性が薄い |
やる気づくり | チャレンジの目標が明確なので、やる気を引き出すことが可能となり、業績向上に役立つ | チャレンジ目標があいまいなので、やる気に結びつきにくく、業績向上に役立ちにくい |
人材育成性 |
各人の弱点や強化ポイントが明確になり、能力開発の目標ができ、敗者復活に結びつけれらる | ヒトとヒトとを比べるので、ライバルを蹴落とすことはできても、企業の人材開発の手段にはなりにくい |
チームワーク性 |
チームが協力して基準を満たすようにできるので、和をこわさない |
各人の能力がどんなに向上しても、SABCDに分かれるから、敵対関係が生じやすくなり、無限競争を引き起こす |
構築上の簡便性 |
正規分布を考える必要がない | 基準がないので、正規分布を使い、SABCDの%を決める必要がある |
評価要素や基準は、企業や職場の実態に合ったものを作る必要がある | 評価項目の具体性は、必ずしも必要でない | |
職務等級別、評価項目別に、重要度に応じてウェート付けが必要 | 評価項目ごとのウェート付けは、特に必要でない | |
運用上の簡便性 |
B以上の基準を満たせば、Cはなくともよい | 被評価者をSABCDに分ける必要がある |
被評価者は1人でも評価可能 |
評価項目の着眼点を決められても、基準が一定しないので、被評価者1人では評価できない | |
評価結果の調整が必要なときでも、基準に照らして行うから比較的容易 | 対人比較となるから、基準がないので、調整が難航しがちとなる |
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